昨日、中部メディカル 訪問看護ステーションでは、毎週水曜日恒例の勉強会が行われました。
昨日は、テイジンの武田様・酒井様をお招きし、在宅酸素療法の実際ということで、利用者様の自宅で実際に使われている酸素濃縮器・酸素ボンベをお持ちいただき、使い方を学びました。
実際、看護師がカニューラを付け、利用者様がどんな感じで酸素を吸っているのかを体験しました。今まで、カニューラを扱ったことがあるものの、実際に酸素を吸う体験はなかなかありません。毎分1Lの吸入でかなり鼻に酸素が当たるのを感じました。また、カニューラの正しいつけ方を再度確認することができました。
また、酸素ボンベは呼吸同調式レギュレーターが取り付けられており、利用者様の呼吸に合わせて酸素が消費され無駄な消費がなく、使用時間がレギュレーターを使用しない時と比較して、約3倍アップするということが分かりました。
酸素は、可燃性であり、火から2メートル程度離れることが必要です。毎年、酸素吸入をしている利用者様の事故が報告されているということでしたので、今後、利用者様のお宅では、その点を十分に説明させていただき、火傷などの事態を招かないよう十分注意していきたいと思います。
テイジンの武田様・酒井様、雨の中、重い濃縮器やボンベをお持ちいただき、また、実践で役立つお話を聞かせていただきありがとうございました。この場をお借りしまして、お礼申し上げます。
次週、6月5日は、脳梗塞の勉強会を行います。その際は、また、ご報告させていただきます。