平成26年2月25日
寒い日が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか?
ずいぶん更新が遅れて申し訳ございません。
名古屋は、今年に入り、二度の雪が降りました。突然ですが寒い時期に多発する病気はなんでしょうか?
今回は狭心症について記載させていただきます。
狭心症は、心臓の冠動脈が狭窄することによっておこる疾患です。胸を締めつけられるような痛みを感じる発作が数分から20分程度持続します。このような症状がある場合、近医に早急に受診します。検査としては、心エコー検査、冠動脈造影検査、胸部CT、心筋シンチグラフィなどがあります。主な治療薬としては、硝酸薬・カルシウム拮抗薬・β遮断薬・抗血小板薬・抗凝固薬があります。
また、狭心症は、ニトログリセリン投与によって痛みが消失しない場合に入院処置が取られます。治療の目的は、自覚症状の改善と心筋梗塞への移行の防止です。再発を繰り返す疾患なので、生活環境の調整が重要となります。
その胸の違和感、狭心症ではありませんか?